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OpenAI API で複数言語に対応した翻訳 CLI ツール translate-mcp の開発

· 約4分

translate-mcp は OpenAI の API を使った翻訳ツールである。CLI モードと MCP サーバーの両方の利用方法に対応している。 ファイル全体を翻訳したい場合から、AI ツールに統合して使いたい場合まで、幅広いシーンで活躍する。

translate-mcp とは

translate-mcp は、OpenAI API を使った翻訳専用ツール である。Python で実装されており、次の 2 つの利用方法がある。

  1. CLI モード: コマンドラインから直接ファイルを翻訳
  2. MCP サーバーモード: Model Context Protocol (MCP) サーバーとして動作し、AI ツールに統合

特徴

  • 複数言語対応: 多言語に対応している
  • シンプルな使い方: API キー 1 つで始められる
  • 2 つの利用方法: CLI スクリプトとしても、MCP サーバーとしても動作する
  • 軽量: 外部ライブラリに依存せず、OpenAI API に依存するのみ
  • エラー ハンドリング: CLI モードは stderr、MCP モードは JSON 形式で返却する

セットアップ

前提条件

  • Python がインストール済み
  • OpenAI API キーを取得済み

uv のインストール

translate-mcp は uv で管理されているため、まず uv をインストールする必要がある。

uv のインストール方法は Installation | uv を参照すること。

# macOS / Linux
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

# Windows (PowerShell)
powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

translate-mcp のインストール

uv を使う場合は以下のコマンドでインストールできる。

uv tool install git+https://github.com/Himeyama/translate-mcp

uvx を使えばインストール不要で直接実行も可能である。

uvx git+https://github.com/Himeyama/translate-mcp --help

使用方法

CLI モード

ファイルを翻訳する場合は以下のように実行する。

translate --input blog/2026-04-02-example.md --from Japanese --to English

結果は標準出力に出力される。リダイレクトでファイルに保存できる。

translate \
--input blog/2026-04-02-example.md \
--from Japanese \
--to English \
--output i18n/en/blog/2026-04-02-example.md

パラメータ

  • --mcp: MCP モード
  • --input: 翻訳するファイルのパス
  • --from: 元の言語(例: Japanese、English)
  • --to: 翻訳先の言語(例: English、Taiwanese)
  • --output (オプション): 翻訳済みテキストの保存先
  • --model (オプション): OpenAI モデル(例: gpt-5-mini)
  • --debug (オプション): デバッグモード

エラー時

エラーが発生した場合は stderr に出力される。

MCP サーバーモード

MCP サーバーとして起動し、Claude Code や他の AI ツールから利用できる。

translate --mcp

実践例

ブログ記事を日本語から英語と繁体字中国語(台湾)に翻訳する場合について説明する。

日本語版(元記事)

# blog/2026-04-02-example.md に日本語の記事がある状態

英語版を生成

translate \
--input blog/2026-04-02-example.md \
--from Japanese \
--to English > i18n/en/docusaurus-plugin-content-blog/2026-04-02-example.md

台湾版(繁体字中国語)を生成

translate \
--input blog/2026-04-02-example.md \
--from Japanese \
--to Taiwanese > i18n/zh-TW/docusaurus-plugin-content-blog/2026-04-02-example.md

メリット・デメリット

メリット

  • 精度が高い: OpenAI の高品質モデル(GPT-4 など)を使用する
  • スキル対応: ChatGPT や Claude の様々なツールに統合可能である
  • シンプル: セットアップと使い方が非常に簡単である
  • カスタマイズ可能: ソースコードが公開されているため、カスタマイズも可能である

デメリット

  • API 費用がかかる: 翻訳量に応じて OpenAI API の費用が発生する
  • インターネット接続が必須: API 呼び出しが必要なため、オフライン利用は不可である
  • レート制限: OpenAI API のレート制限の影響を受ける

まとめ

translate-mcp は、OpenAI API を活用した シンプルで高品質な翻訳ツール である。ブログ記事の多言語対応、ドキュメント翻訳、AI ツールへの統合など、様々なシーンで活躍する。

特に Docusaurus などの静的サイト ジェネレーターで複数言語をサポートしたい場合、自動化スクリプトとしての利用が効果的である。

参考

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